明るく楽しくたくましく

心も体も健康に

藤井風さんから見る世界平和

藤井風さんについて。

 

彼は、天才です。

天から授けられた才能を、存分に発揮しています。

なぜ彼が、「今までのアーティストとは違う」「唯一無二」と評され、多くの人を魅了するのでしょうか?

彼は、売れるためや生活のために音楽をやっているのではなく、湧き出てきたものを表現しているだけなのです。

同業で、凄すぎる人に出会うと絶望する、というコメントを見かけました。

なぜ絶望するのでしょうか?

それは、「敵わない」と思ってしまうからです。

つまり、自分より上、この人より下、と比べているのです。

しかし自分の表現したいことを自由に表現していれば、他人を見て落ち込んだり、羨んだりすることはありません。

比べるというのは、戦うということでもあります。

この世の中、戦っている人がほとんどです。

趣味で生きていこうとすると大変です。

本来は皆天才なのですが、多くは自分の才能がわからず、とりあえず好きなことを仕事にしようと考え、一生懸命練習し、スキルを上げ、勉強し、売り込み、なんとか注目されるように努力します。

消耗し疲弊しながら、時には自分を殺して耐えながら、進まなければならない時もあるかもしれません。

そこまで努力をせずとも、特に意識をせずとも、楽しくできてしまう、なおかつそれが人から喜ばれ、賞賛され、誰にでもできることではない、というものが、実は一人一人に備わっています。

それが才能です。

 

  

もちろん人によっては、その才能を見つける努力が必要な場合もありますし、才能をさらに磨く努力も必要になってくることもあるでしょう。

実際藤井風さんも、幼少期からピアノやサックスの練習に励んで、才能が開花しています。

しかし、自分の才能とは違うフィールドで、しかもそちらの天才がわさわさいる中で戦うというのは、相当な労力が要ります。

自分も他人も幸せにしたいという思いでやっていたはずなのに、どちらも幸せにならない。

自分は無力なのではないか。

そんな境地に陥ってしまい、自分の存在価値がわからなくなったり、健康を害し希望を見失ってしまったりする人が、どれほど多いことでしょう。

 

 

自分にしかできないことを、自分が輝けるフィールドで、発信する。

ここには、明るく、楽しく、希望に満ちた未来があります。

想像するだけでも、なんとなく明るい気持ちになりませんか?

 

未来が見えなかったり、戦わなければならないと感じたりする時、気分は暗くなるものです。

 

 

売れるためにやっていると、好かれる必要があるので、他人に媚びます。

自然体ではなく、どこかしら作り上げる必要が出てきます。

もしくは、そもそもの動機の中に「モテたい」「可愛い・カッコ良いと言われたい」「注目されたい」というような承認欲求があった場合は、最初の時点で既に「作った自分」になっています。

自分の欲で作ったものというのは、他人が見ると疲れてしまうのです。

作られたものでも、自己顕示欲ではなく、貢献や奉仕・表現の心から出来たものであれば、人の心を打つのです。

自分を見て見てオーラというのは、画面を通してもしっかり伝わります。

この人は自分に集中しているのか、曲に集中しているのか。

私は昔からアイドルグループが苦手でした。

かっこつけ・ぶりっ子が多いからです。

しかし、その中でも、この人は良いなと思う人がいました。

自分を良く見せるよりも、作品を表現する方に力を注いでいる。

曲自体を楽しんでいたり、伝えようとしていたりする人。

そのような人は大体、自然体で、個性が光り、業界でも長く残り、居なくなった後も評価され続けています。

それが、本質だからです。

 

 

何事も本質が大切です。

本質って何?と小学生に聞かれたら、

「全てがうまくいく秘訣」と答えます。

本質から外れると、お金・時間・健康・人間関係のどれか、もしくは全てに支障をきたします。

しかし本質に戻った瞬間、カシャカシャカシャっと全てが整い始めます。

 

本質から外れたら終わりというわけではありません。

自分の才能でないところで戦う人生を、否定しているわけでもありません。

何かを犠牲にしてでも、どんなにコストがかかっても、それを得たいのか?

それを得た先に、何があるのか?

自分の本当に求めるものは何なのか、自分にとっての幸せは何なのか?

これらの問いに、胸を張って答えられることが大事なのではないでしょうか。

 

 

よく考えて見たら違うなと思ったり、何か気付きがあったりしたら、

その時に修正すれば良いのです。

人はいつでも、何度でも生まれ変われます。

私なんて3日に一度は「今日から生まれ変わる」宣言をしています。笑

 

何かを始めたり、やり直したりするのに、遅すぎることは何一つありません。

思い立ったその時がタイミングです。

何度挑戦したってOKです。

 

 

藤井風さんは、心から溢れる思いを、沢山の人に伝えたいのだと思います。

そしてこの「伝えたい」というのが、エゴからではなく、世の中の人や世界全体のために、というエバ(エゴの対義語)の精神から来ている点もポイントです。

彼にとって、愛や感謝や世界平和を、表現するツールが音楽だった。

純粋に、楽しんで、皆の幸せを願っているだけだから、他人に媚びたり作ったりする必要がなく、自然体なのです。

ただ純粋にまっすぐ発信しているだけで、それがピッタリ才能を活かしてできているので、これだけ沢山の人に伝わり、仲間が増え、ファンが増え、より広がっていくのです。

我がないので、圧も嫌味もなく、愛され、居るだけで人が寄ってきます。

 

年齢とか、経験とか、そんな次元ではありません。

神様からのメッセージ(彼自身もそのような発言をしています)を受け取り、伝える役割なのでしょう。

 

 

人は、人の役に立つために生まれてきています。

役割、天命ともいえます。

自分にできること、自分にしかできないことで、誰かを喜ばせる。

天命のない人などいません。

 

 

そろそろ皆、素直になっても良いのではないでしょうか?

純粋だとバカにしたり、されたりする時代は、もう終わりではないでしょうか?

良いものは良い、互いの価値観を受け入れ合う、それだけで良いのではないでしょうか。

 

以上、藤井風さんが世に出て、のびのび堂々とやってくださったので、

嬉しくて私も伝えたいことを書きました。長くなりすぎました。

果たして全部読んでくださる猛者はいるのか。。